葛飾区保護司会。地域と協働し、更生保護関係団体や行政機関と連携しています。

 この度、葛飾区保護司会長に就任いたしました石川宏太です。6年間在職されました、岩田前会長より引継ぎ、これから2年間会長を務めさせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、葛飾区における犯罪認知件数は、減少傾向にありますが、それでも昨年度の犯罪発生件数は2,600件を超えています。私たち葛飾区保護司会は「社会を明るくする運動」、「かつしか区民の集い」を主催し、また各地区で行われている「犯罪予防パレード」、「寅さんまつり」、「菖蒲まつり」等へ積極的に参加し、犯罪予防、再犯防止の啓発活動を行っています。
残念ながら今年度は、これらの事業が新型コロナウイルス感染拡大の為、延期・中止となりましたが、今後も出来うる効果的な犯罪予防活動を「葛飾区保護観察協会」、「葛飾区更生保護女性会」、「葛飾区BBS会」のご協力を得て推進してまいります。
 また、再犯率が48%を超える中、平成28年「再犯の防止等の推進に関する法律」が成立し、令和元年12月「再犯防止推進計画加速プラン」が閣議決定されたことに伴い、葛飾区役所と協働で、再犯防止に向けての取り組みを行います。
具体的には矯正施設を出た人たちの、住居・就業確保、保険医療・福祉サービス利用、学校と連携した修学の支援、防犯意識の向上に取り組みます。
私たち葛飾区保護司会は全ての方々と手を携えて、安心で安全な明るい葛飾区を目指しますので、今後もご支援・ご協力を賜りますようお願いいたしまして就任のあいさつといたします。
        葛飾区保護司会会長   石川宏太

 石川
 更生保護: 立ち直りを支えるしくみ